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こんばんは、結城おさむです。

今日は以前から思っていた
人生の不思議な構図について、
文章に起こしてみようかなと思います。

タイトルの通り
「人生ってジジぬきみたいだよね」って話をします。

意味不明なことを言ってると思うかもしれませんが、
メルマガを読み終わる頃には、
納得はしてもらえると思います。

今回の話を知っておくと、
勝負のしどころで判断をミスらなくなります。

本当に自分にとって
大切なことに気づくきっかけになると思います。

特に、ブログ・ネットビジネスで
大きなお金を稼ぐ時には必要な視点ですし
男性だったら女の子にモテるかもしれません。笑

人生を好転させるために捨てるモノ、拾うモノが分かるはずです。

ババぬきとジジぬき

トランプゲームでババぬきってあるじゃないですか。

ババぬきは52枚のカード+1枚のジョーカーが配られて、ペアが揃ったら捨てていって、最後にジョーカーが残っていたプレーヤーが負けのルールです。

ババ抜きは非常に分かりやすいゲームですよね。

ゲーム中、どんな時でもババを引いたら…

Aくん「ゲッ・・・!!」
Bくん「ニヤニヤ・・・。」

というかんじで、
ババはジョーカーですし
分かりやすく有害なブツとして認識できる。

ジョーカー = 有害・悪

このシンプルな構図が
万人に受けるゲームである理由ですね。

まぁ、ババぬきは説明不要だとして
「ジジぬき」の存在は知っていますか?

「ジジ」とは1枚だけペアにならないカードのこと。

52枚のカードの中から1枚ぬいて「ジジ」をつくります。

そして、

ゲームの最後に「ジジ」を持っていた人が負けになります。

僕は昔からジジぬきのほうが好きで
「どのカードがジジなんだろう…?」と
ハラハラとゲームが進行するのが好きでした。

ゲームは粛々と進んでいき
「あ、今回はハート2がジジだったのか」と
なんとなく気づいてくんですね。

ジジぬきの特徴としては
最後の最後まで有害なカードが
どれなのかが分からないところになります。

最初は無害そうな顔をして、僕らを欺いてきます。

しかし、最後のほうで気づくんです。

「お前が原因で、俺はあがれなかったのか〜…!!!!」

ずっと味方だったと思ってたキャラクターが
実はすべての元凶だったみたいな。。
(コナンくんの阿笠博士黒幕説みたいな…笑)

ババとは違って、
ジジは分かりにくいんです。

ジジ = 最初は無害そうなのに、実は有害なモノ

自分を苦しめている存在が
「実はそこだったの…!?」と
気付かされるのがジジぬきなんです。

人生はジジぬきのパターンが多い

僕が今までの人生で「捨てて良かったもの・価値観」を振り返ってみると、だいたいなんですがジジぬき的なパターンが多いんですよ。

世間一般的には正しい考え方(無害)が実は自分の人生の足を引っ張っていて、それを捨てた瞬間に人生が好転し始めたってことです。

例えば、「安定した会社に定年まで勤め上げる」という考え方。

良い大学を卒業して、安定企業に就職すれば安泰な人生が送れると信じて、24歳までは思っていました。

実際に地元では1番有名なインフラ系の会社に入社もできたし、周りのみんなからも「障害安泰、うらやま!」と言われてきました。

しかし、

安定した会社に入社はできたけど、
僕の心はずっと窮屈な気持ちでいっぱいだった。

ガチガチのルールに縛られた会社で
うっかりミスが多かった僕は、
いつも上司から怒られ、皆に迷惑をかけ、
徐々に自分の居場所を失っていきました。

組織の中での「自分の無力さ」や、
誰かに気を使うことに疲れるたびに、
いつもトイレで声を殺して泣いていた。

転勤族でいつ自分がどこに住んでいるのかすら、
会社に主導権を握られているような状態。

出世欲もない、やりたいこともない、心許せる同僚もいない。

安泰かもしれないが、
心はどんどん壊れていく気がしました。

それでも

「安定した会社に入社できたんだ」
「もったいなくて、やめられない」

というカードを捨てることができずにいました。

きっと、このカードは良いカードなんだ。

むしろ、起業・独立がババだと思っていました。

「起業するなんてリスク」
「個人で生きれる人は一握り」

起業・独立=危険・有害

という分かりやすい思考回路で生きていて
安定した会社に入社できている
自分はまだ勝ち組なはずだと思っていたんですね。

でも、現実は真逆でした。

起業・独立というババだと思っていたカードは
コストの少ないネットビジネスをやれば
まったく危険なモノではありません。

もちろん楽に稼げるわけではないのですが、
普通に努力をしていけば
会社員くらいの収入は簡単に得られるもの。

しかも、人間関係に悩まされることもないし
働く時間・場所も自分で決められる世界でした。

まだまだ起業・独立なんて聞くと
「それは一部の人間だけだよ」と
ババを引くように感じる人も多い。

ですが、

実際は15年間勉強をしまくって、
就活戦線を勝ち抜いてきたわりには
安定企業にいる幸福度は高くはないもの。(僕の場合は)

普通にそれが正義だと思っていたカードが今思えば、
「なぜ、それにこだわっていたのか…?」と思うことだらけです。

「ジジ」だったんですよ。

良いモノだと思って
捨てずに持っているのに、
なぜか幸せになれない・・・?

人生には僕らの足を引っ張る
こういうジジが多数、存在するもの。

僕は仕事柄、
男性の恋愛相談に乗ることが多いのですが、
男性の恋愛感にもジジが存在します。

それは「女性に嫌われないようにしなきゃ」というジジな価値観。

一見、良いことに思える価値観ですし
別に嫌なヤツになれと言っているわけではありません。

女性に気を使えて、
紳士のほうがモテるような気もしますよね。

ですが、

実際に魅力的な男性って、
自分の軸を持っていて強引だったりします。笑

自信にあふれていて
嫌われることを恐れずに
パーソナルスペースに踏み込んでくる
度胸がある男性がモテるもの。

ちょっとクズくらいの男性がモテるのも、
男性らしい強引さがあるからでしょうね。

結構、ジジの存在に気づかずに
「嫌われないように…」と
良かれと思ってカードを持っている人は多いものです。

逆に、「チャラい」、「遠慮しない」など
ふてぶてしい男性はババだと思われがちですが、
意外とババのほうがモテる男性は多いんですよね。笑

こんな風に
人生が上手くいっていない原因って
だいたいが・・・

「ジジ」を捨てずに持っていて、
「ババ」を拾わないこと。

ここなんですね。

自分じゃ本当の課題に気づけずに
良かれと思っていることが足を引っ張っている。

自分が「それはないわ」と
ババと決めつけていることに
人生を好転させる大きなヒントがある。

みんなジジに悩まされているわけです。

いや、正確にいえば
ジジをジジだと思っていないんです。

「ハートエースだから、これは良いカードのはずだ!!」

そう信じているから、ジジを捨てられず、
人生というゲームにずっと勝てない。

借金も世間一般的にはババですよね。

「借金するなんてリスクだ」
「借金したらお金持ちになれない」

だから、借金をせずに自分で頑張ってコツコツ稼ぎ、貯めることが正義だと思ってします。

でも、実際の本当のお金持ちは借金をたくさんします。

自分で稼がずに、さっさと銀行から巨額のお金を借りて不動産物件を購入したり、ビジネスに投資をして、一気にお金を増やす。

ビジネスの自己投資も、
ジジババの関係が成り立っていると思います。

ビジネスのスキルを得るために
大きな自己投資をする時もあるでしょう。

ですが、

「数十万円もコンサルに払うなんてアホ」
「もっとコスパよく成功だってできるはず」
「絶対に怪しいから辞めておいたほうがいいよ」

ビジネスの自己投資に大きなお金を投じるリスクを避け、「怪しい」という理由で有害なものだと見なしてしまう。

自己投資をババだとみなして、自分の今までのお金の使い方の常識を信じているのです。

でも、

僕も僕の起業家仲間も、僕のコミュニティメンバーもみんな「知識・経験に投資することでお金が増える」ってことを知っているし、だからお金が増えている。

自分が正しいと思っていることが
実はジジである可能性って、めっちゃくちゃ高いんです。

ジジを見抜く方法はあるのか?

ここまでは人生のジジババ理論についてお話してきました。

でも、ここまでの話を聞けば
なんとなく理解できると思いますが・・・

「ジジを自分で見抜くことってムズくない?」

ってことですね。

そうなんです!
ジジを自分で見抜くことは、ほぼ不可能です。

また、何となくジジだと分かっているけど
捨てられないこともあるあるなんです。

例えば、今から僕があなたに対して

「あなたがビジネスで上手くいかないのは付き合っている彼女のせいだよ。別れたほうがいい」

って言われて、すんなり別れられますか?

おそらく、無理だと思います。

実は僕も昔、
それに近いことを言われたことがあったけど
「4年も付き合った彼女を捨てられるわけない」
そう思って、スルーをしていました。

まぁ、結果的に彼女と別れてから
ビジネスは一気に跳ね上がっていったのですが…苦笑

他の例だと、
めっちゃくちゃ地元を愛している人に対して…

「さっさと東京来たほういいよ。年収1,000万円いきたいならね。」

と師匠っぽく偉そうに言ったとしても、
絶対に反抗してしまうものです。

地元愛の人『いや、ビジネスの成果と東京に行くの関係なくね?』

師匠「いやいや、そういうところなのよ。東京来たほうがいいよ。」

地元愛『ブログなら自宅でできるし、関係ないですよ。はい論破。』

というかんじになりそうですね。笑

実はジジに限って、
その人が大切にしている価値観・思想だったりするんです。

だから、すっっっっごく厄介。

捨てられずにゲームの最後の最後まで気づかないんです。

人生の最後に気づく頃には、もうゲームオーバー。

「まさか、”これ”がジジだったんなんて…!!」と後悔する人もいれば、何が原因で自分が上手くいかなかったのか分からずに人生を終える人も多いでしょう。

僕らが大切に持っている価値観・思想が、人生というゲームのジジである可能性はある。

僕らはジジの存在に気づけないし、気づいていたとしても捨てられないもの。

こんな厄介なジジをどうすればいいのか?

僕は2つほどの対策を知っています。

1つはジジを捨てなかったことで、死ぬほど後悔する体験をすることです。

人は失敗からしか学べない生き物だと僕は思っています。

だから、ジジを持っていることで
残酷すぎる悲劇が起こるのを待つこと。

ただ、これだと再現性もないし、悲劇が起きない可能性もあるので、もう1つがおすすめです。

2つめは納得いかないけど、尊敬する人の言う通りにしてみるってこと。

僕は今までの人生ではこっちのほうが多かったなと思います。

起業するために大きな自己投資をしたのも、PC1台でどこでも仕事ができるのに田舎から物価の高い東京に引っ越したのも、ネットビジネスで稼げばいいから経営の勉強なんて不要だと思っていたけど勉強をしているのも、中古ドメインは「俺には必要ない」と思っていたけど使い始めたのも・・・

全部、納得はしていなかったけど「尊敬する人が言うなら…」という、しぶしぶやってみたことです。

最初はババを引かされていると思っていたけど、最終的には僕が持っていた価値観がジジだったことばかり。

結局、僕程度の人間ではジジを見抜き、
捨てることなんてできないってことが分かったわけです。

だから、

ジジを見抜き、捨てれるかどうかは
身の程をわきまえるってことなんだろうなと。

もちろん、自分が大切にしてる価値観はすっごいストレスです。

むしろ、

「それを捨てるならお金なんて、そんなに稼げなくていいわ!!怒」

そう思うくらいに捨てられないモノなら
それはそれで良いとは思います。

お金を稼ぐこと、ビジネスで成功することが
人生の全てではありません。

何を大事にするかは、それぞれの自由です。

ですが、

・今の現状から脱したい
・お金を稼いで多くの選択肢を得たい
・自分の周りの人間を幸せにするために
 ビジネスで成功をしたい

そんな風に思うのであれば、
ジジを捨てる覚悟も必要だと思います。

ぜひ、今回のジジババ理論を覚えておいてください。

あなたが大切しているけど、
人生を好転させることの足を引っ張っているのがジジ。

あなたが嫌悪感を感じるけど、
人生を好転させるチャンスが眠っているのがババ。

ジジを捨てて、ババを拾う。

口で言うのは難しいし、僕も完全に徹底はできていません。

ただ、このジジババ理論は
なにか大きな選択をする時に思い出してほしいなと思います。

必ずあなたの人生を前向きに進めることに
絶大な味方になる理論ですので。

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